暴行・傷害で家族が逮捕されたときにとるべき対応

暴行・傷害で家族が逮捕されたという連絡がきて、どのように対応すればよいかわからず、困っていませんか？

今後、とるべき対応は、大きく以下の３つです。

• ① ご本人と早期に面会すること
• ② 身体拘束を解くべく活動すること
• ③ 示談に向けて活動すること

それでは、今後とるべき対応について詳しく説明します。

① ご本人と早期に面会すること

ご本人は、逮捕され取調べを受け、供述調書を作成することになりますが、警察の言いなりに供述調書が作成される可能性があります。

このような事態を避けるため、まずは、弁護士がご本人と面会し、黙秘権があること、供述調書の署名・押印を拒否できる権利があることを説明する必要があります。

逮捕されたときには、ご家族は面会ができないため、弁護士がご本人と面会する必要があります。

② 身体拘束を解くべく活動すること

ご本人は、逮捕された後、勾留という手続きに移り、最大で２３日間、身体拘束を受ける可能性があります。

お仕事、学校、社会生活への影響を最小限に抑えるために、早期にご本人の身体拘束を解く必要があります。

特に、逮捕されてから勾留の決定が出るまでは、最大７２時間しかないため、勾留の決定を阻止するためには、お早めに弁護士に相談することをおすすめします。

③ 示談に向けて活動すること

ご本人が暴行、傷害などをしていた場合、怪我の重さにもよりますが、罰金、懲役刑になる可能性が出てきます。

もっとも、暴行、傷害の場合は、被害者の方と示談ができれば、不起訴となり、前科がつかない可能性もあります。

被害者の方との示談は、弁護士が行った方がスムーズにいくことが多く、被害者の方に放置されていると思われないためにも、早期に着手する必要があります。

暴行・傷害でご家族が逮捕された場合の実際の事例

息子様が逮捕された事例

ご相談者様の息子様が、神戸市内において、酔って通行人に暴行し、傷害の容疑で逮捕されたとのことで、すぐにアトム神戸法律事務所にご連絡いただきました。

ご連絡後、すぐに弁護士が面会に行き、取調べのアドバイスを行いました。

その後、裁判所に対して、ご相談者様の息子様には家族がおり逃亡の可能性がないことを説明しました。その結果、勾留請求が却下され、ご相談者様の息子様の身体拘束は、２日間で解かれ、仕事にはほぼ影響が出ませんでした。

その後、弁護士が被害者の方と示談交渉をして、適正な示談金を支払い、示談が成立しました。

その結果、ご相談者様の息子様は、不起訴処分となり、前科がつきませんでした。

ご依頼いただいた場合の弁護士費用

刑事事件の場合、アトム神戸法律事務所では、着手金が６６万円（税込）からになります。

その他、報酬金、日当、実費などが必要になります。

弁護士費用については、事件内容によって変動しますので、具体的な事件内容をお聞きして、ご依頼前に詳細をご説明いたします。

暴行・傷害についてよくあるご質問

刑事事件のお悩み一覧

• 家族が逮捕されてしまいました、どうしたらよいでしょうか
• 警察からの呼び出しがありました、どうしたらよいでしょうか
• 逮捕後の刑事手続きの流れはどのようになりますか
• 略式起訴は前科がつきますか
• 被害届が出されるのを食い止めることはできますか
• 起訴状が送達されてきました、どうしたらよいでしょうか
• 痴漢・盗撮で家族が逮捕されました、どうしたらよいでしょうか
• 未成年の息子が逮捕されました、どうすればよいでしょうか
• 痴漢・盗撮をして警察から呼び出しがありました、どうしたらよいでしょうか
• ひき逃げをして警察から呼び出しがありました、どうすればよいでしょうか
• 風俗店とトラブルになっています、どうすればよいでしょうか
• 暴行・傷害事件で家族が逮捕されました、どうしたらよいでしょうか
• 家族が万引きで逮捕されてしまいました、どうすればよいでしょうか
• 児童ポルノで警察から連絡がきました、どうすればよいでしょうか