過払金の請求をお考えの方は弁護士に相談してください

長年、貸金業者からの借り入れ、返済を繰り返しており、元本がなかなか減らず困っていませんか？

それでは、どのような場合に過払金の請求ができるかをご説明します。

過払金が請求できる条件

過払金とは、債務者が、貸金業者に対して、利息制限法を超える利息を支払っていた場合に、その返しすぎた利息のことをいいます。

過払金が請求できる可能性が高いのは、以下の条件がある方です。

① 平成２２年よりも前から借りている方

先ほどの説明のとおり、過払い金は、返しすぎた利息のことをいいます。

貸金業者は、平成２２年に法律の改正をきっかけに、利息について、利息制限法を超えるものから、利息制限法の範囲内のものに設定をし直しています。

したがって、平成２２年よりも前から借りている方は、利息制限法を超える利息を支払っていた可能性が高く、過払金を請求できる可能性が高いのです。

② 今も継続して借りている、または完済から１０年を経過していない方

過払金返還請求には消滅時効があり、それは取引が終了したときから１０年とされています。取引とは、借り入れ又は返済のことです。

したがって、今も継続して借りている方、または完済してから１０年を経過していない場合には、消滅時効にはなっておらず、過払金が請求できる可能性が高いのです。

過払金の請求を弁護士に依頼するメリット

過払い金の請求はご自身で手続きをすることもできますが、弁護士に依頼をすると以下のようなメリットがあります。

過払金の請求に関する一切を弁護士に任せることができる

過払金請求をするには、貸金業者から取引履歴を取り寄せ、利息制限法に基づいて引き直し計算というのを行ったうえ、貸金業者と交渉しなければなりません。

交渉でまとまらない場合には、裁判の手続きをとらなければなりません。

過払金の請求を弁護士に依頼すると、これらの手間を一切任せることができます。

ご自身で請求するよりも高い金額での和解が期待できる

多くの貸金業者は、引き直し計算をした結果を請求しても、減額交渉をしてきます。

弁護士に依頼すれば、法的知識、これまでの貸金業者との経験を駆使して、できる限り高い金額での和解をすることが可能となります。

過払金請求をされた方の実際の事例

過払金請求により借金が完済できただけでなく、多額の金銭を獲得できた事例

ご相談者様は、平成元年ころから貸金業者から、借り入れと返済を繰り返してきたが、返済が苦しくなってきたため、破産をしたいとのことで、アトム神戸法律事務所にご相談いただきました。

ご相談者様は、ご相談時点で、約２００万円の借り入れがある状態であると認識していましたが、過払金請求ができる可能性があったので、まずは、過払金の請求についてご依頼いただきました。

ご依頼後は、弁護士が貸金業者から、取引履歴を取り寄せ、引き直し計算をした結果、借金は完済した状態であり、さらに約３５０万円の過払金を請求できるということがわかりました。

その後は、弁護士が貸金業者と交渉し、貸金業者がご相談者様に対して、ほぼ引き直し計算と同じ結果である約３５０万円の過払金を返還するという合意をしました。

このようにして、ご相談者様は、約２００万円の借金から解放されるだけでなく、約３５０万円を獲得することができました。

ご依頼いただいた場合の弁護士費用

過払金請求の場合、アトム神戸法律事務所では、以下のような弁護士費用とさせていただいております。

もっとも、弁護士費用が急には準備できないという場合には、いずれの手続きにおいても分割払いが可能ですので、お気軽にご相談ください。

過払金請求

• 着手金　１社につき５万５千円（税込）
• 報酬金　回収額の２２％（訴訟提起した場合は２７.５％）（税込）
• 実　費　郵送費など通常数千円程度

過払金請求についてよくあるご質問

借金問題のお悩み一覧

• 消費者金融への借金が返済できません、どうにかできませんか
• 自己破産のデメリットはどのようなものがありますか
• 自己破産するには、どれぐらいの費用がかかりますか
• 自己破産が認められない場合はありますか
• 債務整理の手続きにはどのようなものがありますか
• 債務整理をしたいのですが、なんとか住宅を残すことはできませんか
• 任意整理か破産手続きかで迷っています、どうすればよいでしょうか
• どのような場合に過払金は請求できますか
• どのような場合に時効援用はできますか