交通事故
過失割合が適切か判断できません、どうすればよいでしょうか
過失割合が適切か判断できない場合は、弁護士にご相談ください
交通事故における過失割合は、最終の示談金額に大きく影響する重要な事柄です。
しかしながら、相手方保険会社の言いなりになり、過失割合を合意してしまう被害者の方が多くいらっしゃいます。
弁護士に依頼すれば、事故状況を詳細に分析し、相手方保険会社に対して過去の判例に照らして適切な過失割合の主張をすることができます。
過失割合が適切か判断できない場合には、アトム神戸法律事務所までご連絡ください。即日、無料でご相談できます。
それでは、過失割合をどのように判断するのかをご説明します。
過失割合の判断方法
交通事故の過失割合については、これまでの裁判例の集積から、当事者の過失割合を判断するための一定の基準が設けられています。この基準が掲載されている本が、「別冊判例タイムズ」といいます。
別冊判例タイムズには、交通事故を事故の当事者(歩行者、自転車、四輪車、単車、自動二輪車)や事故態様により類型化し、それぞれの事故につき基本過失割合と各修正要素が掲載されています。
そして、別冊判例タイムズをもとに、以下のような方法で、当事者の過失割合を判断します。
- ① 現実の事故を分析し、どの類型に該当するのか、あるいは、どの類型に類似するのかを検討する。
- ② 当該事故の諸事情が、基本となる類型の修正要素に該当するかを検討する。
- ③ 基本となる類型の基本過失割合に修正要素を加除して当該事故の過失割合を判断する
具体的判断
事案
「信号機による交通整理の行われている交差点において、共に青信号で交差点に進入した直進車A(四輪車)と右折車B(四輪車)が衝突した。直進車Aは制限速度を30キロオーバーしていた。」
判断
まず、本件事故がどの類型に該当するか検討すると、四輪車同士で直進車、右折車ともに青信号で進入した場合なので、別冊判例タイムズ228頁の【107】となります(①)。この類型の基本過失割合はA:B=20:80です。
次に、修正要素を検討すると、Aが制限速度を30キロオーバーしているので、「30km以上の速度違反」に該当します(②)。
そして、修正要素の過失割合はAが「+20」ということなので、基本過失割合から修正してA:B=40:60ということになります(③)。
交通事故でご依頼いただいた実際の事例
過失割合が問題となった事例
ご相談者様は、神戸市内を自動二輪車で走行中、路外から出てきた自動車と衝突するという事故に遭いました。
治療が終了し、相手方保険会社から提示がなされましたが、過失割合が適切か判断できず、アトム神戸法律事務所にご相談に来られました。
この類型の事故の基本の過失割合は、自動二輪車:自動車=10:90であり、相手方保険会社からの提示の過失割合も10:90となっていました。
ご相談時に事故状況について聴取としていると、事故直後に相手方本人が「携帯を触っていてよそ見をしていた」と言っていた、とのことでした。
ご依頼後は、弁護士から、相手方本人が言っていたことをもとに、修正要素である「著しい過失」を主張しました。
その結果、相手方保険会社は、その主張を受け入れ、過失割合は0:100で示談をすることができました。
この際、示談金額としては、相手方保険会社からの提示よりも、約80万円の増額ができました。
ご依頼いただいた場合の弁護士費用
交通事故の場合、アトム神戸法律事務所では、弁護士費用が以下のようになります。
保険会社から示談金提示前
- 着手金 なし
- 追加着手金(裁判を利用する場合) 66万円(税込)を追加
- 報酬金 回収額の11%+22万円(税込)
保険会社から示談金提示後
- 着手金 なし
- 追加着手金(裁判を利用する場合) 66万円(税込)を追加
- 報酬金 増額分の22%+22万円(税込)
着手金はなし、報酬金は回収額の中からいただきますので、依頼する際にかかる費用はありません。安心してご依頼いただければと思います。
また、ご自身の保険の弁護士費用特約をご利用できる場合には、弁護士費用は着手金、報酬金ともに無料0円となります。
過失割合についてよくあるご質問
過失割合とはなんでしょうか
交通事故における双方の責任の割合です。最終の示談金額に大きく影響します。
過失割合は、何をもとに判断するのでしょうか
過去の交通事故の裁判例の集積である別冊判例タイムズです。別冊判例タイムズに掲載されていない駐車場などの事故は、個別の過去の裁判例をもとに判断します。
過失割合は誰が決めますか
示談交渉の間は当事者の合意によって決まります。裁判になった場合は、裁判所が決めます。
過失割合が適切か判断できません、どうしたらよいでしょうか
過失割合の分析は、専門的な判断なので、弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士に依頼する時点で、弁護士費用はかかりますか
かかりません。着手金はなし、報酬金は回収額の中からいただきます。
弁護士費用特約とは何ですか
ご自身の自動車保険に付帯している弁護士費用を補償してくれる保険です。弁護士費用特約が利用できる場合には、弁護士費用が無料0円となります。
弁護士費用でマイナスになることはありますか
マイナスになる可能性はあります。ご相談の時点でマイナスになる可能性については詳細にご説明いたします。
弁護士費用特約が利用できる場合には、弁護士費用が無料0円ですので、マイナスになることはありません。
相談だけでもできますか
できます。相談に来ていただき、説明を聞いてご依頼をされなくとも問題ありません。アトム神戸法律事務所では、即日、無料で相談をお受けしています。土日祝日でも対応ができます。
アトム神戸法律事務所のごあんない
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よくあるご質問
無料相談だけで、そのあと依頼しなくても構いませんか?
はい、まったく問題ありません。無料法律相談だけでお困りごとが解決する場合もあります。ですので
弁護士に相談するような内容なのかがわかりません
全く気になさる必要はありません。まずはお気軽にご相談下さい。一体何が問題か分からないという場
電話やメールで法律相談することはできますか?
電話、メールでの法律相談はお受けできません。当法律事務所まで来ていただいてご相談に応じさせて
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弁護士には法律で定められた守秘義務があり、たとえ無料法律相談の内容であっても外部に漏れること
裁判までにはしたくないが、相談に乗ってもらえますか?
もちろん大丈夫です。弁護士に相談したからといって裁判を起こさなければならないというわけではあ